Tournament article

PGM Challenge 2024

石川遼とのラウンドがターニングポイントに!田中章太郎が納得の2位タイ

序盤、7ホールを終えて6アンダー。最終日に脅威の追い上げを見せたのは田中章太郎だ。

「7ホール目までは順調に伸ばせたんですけど、その段階でなんか怖くなっちゃって。(笑)自分でブレーキをかけた感じになってしまいましたね。今日は10アンダーを目標にやって、それで勝てなかったらしょうがないと思っていたんですけど、結局目標に2ストローク足らなかったので、そのあたりの流れを作らなければならないところは課題ですね」。

結果的には8アンダーの62。通算20アンダーの2位タイに終わった。

 

昨年のファイナルQT15位でクリアし、今年はレギュラーツアーとABEMAツアーの両方に出場している田中だが、調子的に悪く無いのに結果に結びつかないことが多々あった。その要因は自分自身もメンタル的なところだと捉えている。

そんな田中にちょっとしたきっかけが訪れる。8月のKBCオーガスタで石川遼と同組でラウンドした際に、大ギャラリーに囲まれながらのラウンドで、スコア的には極端に良いわけではないものの納得できる4アンダーでラウンドすることができた。

「あのラウンドで、自分なりに自信が持てたというか、自分のゴルフがなんとなくできる感覚が掴めました」。

今回は反省点もありながらも、納得できる部分も多かったと振り返る。次こそはツアー初優勝を狙う。