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ハナ銀行 インビテーショナル 2024

22年賞金王が2打差2位で小木曽を追う「リベンジできたら」

一昨年の賞金王が、韓国で10年来の直接対決を迎えた。
前半9ホールで2度の連続バーディを奪って駆け上がると、17番では10メートル以上もあるバーディトライを沈めて通算9アンダーで、2差に迫った。



比嘉一貴(ひが・かずき)が、ボギーなしの「66」で射程に捉えたリーダーの小木曽喬(おぎそ・たかし)は、2014年のアマ最高峰「日本アマ」の最終マッチで1ダウンを食らった相手。


小袋秀人(こぶくろ・ひでと)に敗れた2012年に次ぐ2位敗退だった。


さらに言うなら、2016年には亀代順哉(かめしろ・じゅんや)にまた決勝で敗れており、悲願のアマタイトルで3度の惜敗。

ついに勝てないまま2017年の転向を迎えた悔しさは、その後のプロ人生にも大きなバネになっている。


韓国ツアーとともに戦う大会は、賞金王に就いた一昨年での日本開催「Shinhan Donghae Open」でも優勝を経験済みだ。

「あまり周りを気にせず自分の流れを活かしてプレーできたら」と、気負いはないが、プロ転向後に小木曽と最終日最終組を争うのは初めて。
「リベンジできればいいですね」。
小さくつぶやいた。