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〜全英への道〜ミズノオープンゴルフトーナメント 1999
ミズノオープンで、地球環境保全を意識しよう
今大会、会場内でも例外なく、優勝副賞に、トヨタの低公害車・プリウスを贈呈したり、開場内で使用するほとんどの紙に再生紙を使用するなど、啓蒙運動が盛ん。
また、会場内で出た生ゴミを、その場で完全処理して消滅させる「クリーンアッシュマン」なる生ゴミ処理機を設置したり、ペットボトルを回収したりして、直接、お客さまの目の前で環境問題に訴えている。
「クリーンアッシュマン」を稼動させているのは、品川エコー(本社広島県福山市)株式会社の技術営業マネージャー・山下修志さん。
「この装置の中を、ゴミを分解してくれる微生物が活動しやすい温度(40度)に保ち、1分間に5回転程度を6時間、続けます。そうすると、臭い生ゴミも、すっかり分解消滅してしまうわけです。
みなさんにも、ぜひ、この装置を見て、環境問題に真剣に取り組んでほしいですね」と山下さん。
カンやペットボトルを加工して、再生しやすくさせる「エコボックス」を販売する、福徳産業株式会社(広島県・福山市)の平田昌久さんは、「エコボックスは、ペットボトルの資源再生をしやすくするための装置。ラベルをきれいにはがし、口の部分を切り取って、ぺしゃんこにつぶす作業がいっぺんにできます。
スチール缶10個、またはペットボトル10本を会場にお持ちくださったお客さんには、ペットボトルを元に作った手袋をプレゼントします。
じゃんじゃん、持ちこんでください」と、協力を呼びかけていた。
これらのほか会場内のギャラリープラザでは、「パソコンで、エコロジーを学ぼう」コーナーや、紙の資源として脚光を浴びているケナフという植物なども販売している。