Tournament article
ブリヂストンオープン 1999
「プロゴルファーを支える人々」連載第1回
そんな彼らを支えているのが、各メーカーのクラブ技術スタッフ。
常に会場にいて、プロたちが求めてくる、「コンマ01ミリ」のズレを埋めるという微妙な作業を、一手に引きうけているのだ。
ブリヂストンオープン会場の練習場のむかって右側に、赤と白のコントラストも鮮やかな、巨大バスが乗り入れられている。
バスの中身は、さながら小さな「クラブ工房」。
そこには毎日、たくさんのプロたちがクラブ片手に、微調整にやってくる。
このバスの“主”は、ブリヂストンスポーツの一柳健一さん(62歳、後列左から2番目)、内田治夫さん(60歳、後列右)、本吉興毅さん(31歳、前列)、望月宏一さん(34歳、後列左)都築徹さん(29歳、後列右から2番目)の5人。
一柳さんと内田さん、本吉さんはクラブ技術を担当。望月さんと、都築さんは、このバスの中でおきたできごとを、インターネットで世界に発信する、いわば『バスの広報』を担当している。
きょうから4日間、ブリヂストンスポーツのサービスカーにスポットを当て、5人を主人公に、「プロを支える人々」の仕事を紹介する。