Tournament article
ブリヂストンオープン 1999
「どうしちゃったのかな」葉彰廷
8バーディ、ノーボギーの64。大会2日目のベストスコアをマークして、前日の93位タイから一気に21位タイに浮上した葉彰廷は、同時に、1ラウンド18パットという藤木三郎が持つツアー最少パット数に並ぶタイ記録もマークしていた。アウト8パット、イン10パットには、葉自身「自分で信じられないですね」とびっくり。「前半はドライバーショットが悪くて、フェアウェイに行ったのは1回だけ。後半は少しよくなりました。昨日はパターが入らなかったのに、それで今日のこのスコアは信じられない。コーライグリーンは難しいし…。
今日は自分の読みが合ったみたい。昨日は全然、読みが悪かったんだけどね。どうしちゃったんだろう…。
今までの最少パットは21というのが最高かなあ。
パターは、昔はもっとも下手なクラブだったんですが、一昨年くらいからだんだん良くなって、自信がついてきました。アドレスのときの考え方を変えたことが大きいのかな。感覚的なものだから、口ではうまく言えないんだけれど…そのおかげでその年、出場予選会に受かったしね。
パターはずっとピンタイプのものを使ってるんだ。これは変わってないね。長さも、34,5インチとごく普通のパターなんだよ」
(藤木の18パット記録は1995年、フィリップモリスの最終日)