尾崎直道の話

「今日はなんか精神的に、ふわっとした感じで、気合が足りなかった。チーム（同じ組の高橋竜彦、奥田靖己）自体が散々の雰囲気で、最初からボギーが出て、トータル（３人）で９オーバーぐらいだった。３日目はお互いに伸ばしていれば行けるのに、テレビに映るのが一番少ない最終組だったんじゃないかな。１５番なんか３人とも１メートルのパーパットを外ずして、恥ずかしいな。なんか変なグループでした。

最初は高橋（竜彦）さんがどんなゴルフをするのか見てやろうと思っていたら出だしからボギー、ボぎー。気を使ったわけじゃないけど、自分も２番で３パットして、昨日とパットの感触が違うと思ったら、急におかしくなってきてしまった。

1,5メートルもオーバーして、手が動かないのかなと、葛藤してしまった。難しいパットだったから、外してもしょうがないのにね。

でも最後パット（１８番のバーディ）で吹っ切れたと思う。最終日に、２打差と１打差ではだいぶ違うから。８アンダーなら並んでいるのと同じ気持ちになれると思います。

　明日は全部攻めて行きます。疲れたなんて言っていられない。今年最後の気合を入れてゴルフをしたいですね。明日は全部バーディを狙っていく気持ちで行くよ」

• 尾崎 直道