4バーディはいずれもワンピン内につけこれを沈めての内容、というようにパットとアイアンショットが好調。「でも、逆にドライバーがずっとだめで…。特に話せるような、良い内容でもないんですけど…」と言いながらも、通算7アンダー、4位タイに浮上してきた。
これまでにも、春先に原因がよくわからない体調不良に悩まされることが多かった。「単なる風邪にしても症状が長すぎる」と今年は、ディフェンディングチャンピオンでもあった、4月末の中日クラウンズの週に精密検査を受けた。
結果は、なんと5個以上ものアレルギー反応。2週間に1回の注射を打ちながらしのぎ、花粉も減った梅雨入りのこの時期、ようやく戦える状態になってきたようだ。
「春は本当に具合が悪くて練習もできなかったんです。体がだるくて、そのせいでスイングもおかしくなっていましたし。頭はボーっとしてショートゲームにも影響していましたからね。でも、もう大丈夫。この分だと夏くらいまでにはなんとか大丈夫でしょう。今は賞金ランクも悪いけど、要は1年を通じて、結果を出せばいいわけですから」と今野。虎視眈々とツアー2勝目を狙う。