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PGAフィランスロピー 2000
会場にほどちかい大阪府出身の木村政信は、タレントのビートきよしさんとプロアマトーナメントに出場
「きよしさんはプレー中のお話しもすごくおもしろくて、ゴルフもうまい。ドライバーなんかとてもよく飛ばされるし、アイアンも僕がほんの少しアドバイスしただけで、すごく良くなった。とてもカンのいい方でした」と、舌をまいた。
プロアマラウンドを楽しむと同時に、本番に備えてコースの下見もぬかりはない。「このコースは距離はそれほどないですが、グリーンのアンジュレーションがかなりある。
ひとつのグリーンに4面も5面もピンが切れる箇所があって、違う面に打ってしまうと 3パット、4パットもあるかもしれない。正確なアイアンショットが不可欠なコースといえますね」と分析していた。
昨年は、今年10月の東海クラシックで首をいため、その連鎖症状で背中と腰も痛め、 12年間守ってきたシード権を失った。今季は、ファイナルクォリファイングトーナメントランク57位の資格でツアー参戦しているが、先週のJCB仙台では7位に食いこみ、「体ももう心配ない。思いどおりのゴルフが出来てきました」と、徐々に調子をあげてきている。「この会場は、自宅とも近いだけに気合が入ります」と、今週は木村がやる気だ。