Tournament article
アイフルカップ 2000
腕じゃない、クラブのおかげです
溝口英二のアイアンショットが、面白いようにピンに絡む。
前半の11番で1メートルにつけてバーディを奪うと、12番では30センチ(6番アイアン)。14、16番はともに2メートル。チャンスパットもしっかり沈め、スイスイとスコアを伸ばした。
「腕じゃない、クラブのおかげです」。ホールアウト後の記者会見で、この日の好スコアが、昨年から契約を結ぶキャロウェイ社のアイアン『X14』とニュードライバー『ERC』によるところが大きいことを強調した。
★溝口英二のはなし
「今日よかったのは“腕”のおかげじゃない。だって、この腕は昨日までのと同じですもん。急には変わらない。クラブのおかげなんです。
非常に易しいクラブなんです。これまでより20ヤードは確実に飛んでいるし、しかも曲がらない。安心して構えられるんです。クラブのおかげで、第2打が近くについて、それが外れなかった。ティショットが非常に安定しているから、ラフから打たなくて済んだし、グリーンが昨日より硬くなっていたけど、ボール(キャロウェイ社)もよくスピンがかかって止まってくれるタイプのものだから、非常に攻めやすかった。
今日はクラブとボールに助けられましたね」