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全日空オープン 2000

プロアマ戦の表彰式で、ニック・プライスがコメント

「輪厚はこれで2度目、…今、パットが悪いからそれ次第だね」

 招待外国人選手のニック・プライス(ジンバブエ)は、水曜日のこの日、プロアマトーナメントに参加して、その表彰式で大会にむけ、豊富などを語った。
 司会者の、
 「プライスさんが非常に人格者であるということは、かねがね聞いていますが、顔はいつもコワめですね」との質問に、プライスは笑って、
 「そうですねえ、僕らゴルファーはコースでゴルフをすることが仕事です。
 今回、プロアマに参加された多くのアマチュアの方もご自身の会社のオフィスで仕事をされているときはそうであるように、僕も、いい仕事をしたいと思えば思うほど、プレー中はしかめ面をしているかもしれませんね。
 でも、そんな私も、いいプレーができたときは笑顔はこぼれます。僕が笑っているときは、調子のいいときだと思っていただければいいんじゃないかな」と答えた。

 今大会への意気込みに関しては、
 「僕は、97年に続いて、今大会への参加は2度目ですが、…そうですね、僕ももう47歳を迎え、昔の成績のことは忘れてしまいました(笑)。
 確か、15位か20位かそこらだったと思うのですが(正確には通算3アンダー、21位タイ)、今回はどうでしょうか…。今、パットが悪いので、成績もそれの出来次第、といったところでしょうね」と笑った。

 表彰式はギャラリープラザの白いテントの中で行われ、とてもアットホームな雰囲気。
 プライスは、北海道の名産に舌づづみをうちながら、終始、ゴキゲンだった(=写真)。

 ニック・プライス、今大会開幕を前に…
 「ショットはいい感じになっているんだけど、パットがどうもね…。苦労しているよ。
 スコアメークはパット次第だね。
 コースの状態は良いと思う。ラフが非常に深いので、ここはやはり、フェアウェーキープがポイントになる。グリーンもアンジュレーションがあるし、フェアウェーからでも、グリーンのいい位置に乗せるのは非常に難しいと思う。

 パー5のホールで、いかにバーディを奪っていけるか。また、特に8番、11番のパー3は距離があるので、土壇場でパーをキープできるかどうかが勝負の分かれ目になるでしょう。