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日本オープンゴルフ選手権競技 2000

尾崎直道が連覇にむけて大きな1歩

 この日は、前日から一転して硬くなったグリーンと、どこに乗せても複雑なラインが残りそうなシビアなピン位置にスコアは伸び悩んだ。
 現在賞金王の佐藤信人は、パット巧者で知られるが、「1番、2番のピン位置を見た段階で、ビックリしてしまって、すごく消極的になってしまった。面食らって、パットが打てなくなった」と、この日ワーストの34パットをたたいた。

 尾崎直道(=写真)は1番で4パットに「こうなったらクロスハンドで行こうか、それとも来週から長尺パターでいこうか…それくらい考えこんでしまった」と苦笑したが、それでもショットの好調さで執念で盛り返して、通算4アンダー、単独首位。
 連覇にむけて大きな1歩を踏み出した。

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