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アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技キリンオープン 2000

林根基が、5アンダーで首位発進

最終18番パー5で13メートルのイーグルトライに挑む林
「出足の1番は、第2打を3ウッドで打っても届かなかったよ(ボギー)。この雨だったので、フックボールを打って、低めで攻めていった。そうじゃないとスコアにならなかったと思うよ。きょうはだいたい、思いどおりの球を打つことができた。
でも一番よかったのはパットかな。
このオフは、故郷の台湾で、(師匠の)陳志忠さんと一緒に練習して、フェードボールの打ち方とか、低いボールの打ち方とか、いろいろ教えてもらいました。今日のような風は、台湾でもよく吹くんですよ。
★ 林根基
台湾北部の林口市出身、1966年7月1日生まれの34歳。林口GCでキェディとして働いたこときっかけにゴルフをはじめた。
 台湾のトーナメントを中心に、アジアンツアーなどを経験したあと、師匠の陳志忠の勧めで日本のプロテストに挑戦した。2度目の挑戦で94年に合格したが、翌年は出場権がなかった。96年の予選会で19位に入り、24試合に出場。賞金ランク62位でシード権を獲得した。
 ところが、97年、98年は実力が発揮できずシード落ち。昨年は、よみうりオープン(最終結果13位タイ)とサントリーオープンの初日に首位に立つなど、賞金ランク50 位に入ってシード入りを果した。
 95年には、旧アジアンツアーのオメガツアー賞金王になった経験もある。

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