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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 2001

2位の林根基 「マッチの決め手はやっぱりパット」

 前半の18ホールで、9バーディを奪って2アップで折り返し、優位にゲームを進めていた林だったが、インターバル後の後半戦では、うってかわってパットが決まらず、勢いに乗りきれない。
 28ホール目のウィルソンのバーディで、とうとう、マッチイーブン。
 1ダウンで迎えた35ホール目の17番は、グリーン左手前バンカーからのアプローチに失敗して大きくホームラン、再び反対側のバンカーに打ち込むミスで、万事休す。
 2アンド1で、ウィルソンに敗れた。


 「今日は、調子は悪くなかったんですよ。ショットもアイアンも、パットもね。おかしくなったのは、14番と15番のパターだけでした。あれでちょっと、気持ちもおかしくなったけど、他はけっこう、良く頑張れたと思います。
 全体的には、それほど緊張はしてないよ。だって、負けても2位って気持ちがあったしね。

 でも、前半の18ホールで9バーディも取ったのに、後半の18ホールは1つだけ。・・・緊張はしていないけど、やっぱりプレッシャーはあったかなあ・・・。たくさん、バーディチャンスを外したし、27ホール目だって、良いパットが打てたと思ったのに、外してしまったし・・・。
 チャンスはたくさん、あった。でも、決められなかった・・・。良いドライバーショットを打ち、良いアイアンショットを打っても最後にパットが決められないと、どうしようもない。マッチの決め手はやはり、パターですよ。
 ディーンさんとのラウンドは、久しぶりだったんですが、彼は球も飛ぶし、自分のプレーのペースを作るのが、うまいねえ〜。ほんと、上手です。
 今日は、これから故郷の台湾に帰って台湾の試合に出場する予定です」

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