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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 2001

田中英道

 「今年のイコロコースは、フェアなセッティングですね。バーディ合戦のコースだし、今日のプロアマ戦もやってて楽しかったですよ。
 今週は、パット勝負になりそう。
 チャンドさんは飛ばし屋だけど、あまり気にせず、後ろから攻めていくるつもりで・・・。マッチといっても、自分が良いプレーをするのは、同じですから、いつものストロークプレーのように、4、5アンダーペースで行きたいですね。今の僕には、駆け引きしているような余裕はないですし・・・。
 8月の全米プロでは、完全に自分のゴルフを見失っていたと思います。
 現在、日本の賞金ランク1位で、そろそろ、自分も伊沢さん、シンゴ、谷口さんのように、アメリカでも名前を売っていかないと、という焦りがあって・・・。また、練習ラウンドで、シンゴとまわって、彼のストレートボールを羨ましい、と思ってしまったばっかりに、初日の後半から、だんだん、それをやりはじめたり・・・もう、普通の自分ではやれてなかった。思わず、ロッカールームで、悔し涙を流してしまったくらいでした。
 今は、9月(13〜16日)のWGCアメックス選手権※にむけて、良いゴルフができるように・・・。そのためにも、明日の第1回戦は、大事な試合になると思います」

※ WGCアメリカンエキスプレス選手権・・・今週の日本ツアーの終了時点で、賞金ランク3位までの選手と、今週終了時点のワールドランキング50位内の選手に出場権がある。