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サントリーオープン 2001

「僕は向こう正面、後先考えず・・・」

師匠の芹澤と並んで2位、宮本勝昌

 「芹澤さんが、6アンダーにしたとき、僕は4アンダー。頑張って6アンダーにできれば、芹澤さんと同じ組で回れるかもしれない、と思ってね。
 だけど、思いもかけぬ人(ジャンボ)が、最後ボギーにしたんで・・・。明日は、ジャンボさんとの組み合わせになってしまいました。
 ・・・いや、ジャンボさんとのラウンドは、ギャラリーも多いし、勉強になるし、良いことずくめなんですけど、ただ、つい良いところをみせようと、僕の気合が入りすぎてしまう傾向にあるんで…(苦笑)。

 今の僕はパットだけ。ここのコースがね、今年ツアーで一番といってよいほどのコンディションで。グリーンは止まって早いし、見た目と違う部分がない。読んで、狙ったところに打てれば、ほぼ入っているんです。僕のパットのフィーリングも良い状態だし、グリーンの仕上がりのよさにも、助けられていると思う。
 ショット?・・・ショットは僕の場合、ナイスショットしてもラフに行くし、今日は、同じ組の谷口さん、深堀さんも良いプレーをしていたので、負けないように、ついていこう、と持っただけで・・・。バタバタしながら、向こう正面。あと先考えず、必死でやってました。

 上は、混戦模様だし、ビッグネームが揃っているし、なかなか抜け出せそうにないですね。
 そう簡単に良いスコアが出させるコースじゃないし、コースレコードの65なんて、この先、5年くらいは出そうにない。ボギーは絶対に出るコースだし、焦らず、明日は、とにかく1個、2個縮めるだけでも、優勝争いに踏みとどまれると思っているから」

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