Tournament article
ダンロップフェニックス 2001
「20代最後の日にこんな良いスコアが出せて、嬉しいね」(首位発進のデービッド・デュバル)
アメリカのコースより、コースを取り囲む木の背丈が低いことが原因か、「実際より、ピンフラッグが短く見えて」歩測した距離よりも、見た目の距離感のほうが短く思えるという“目の錯覚”に悩みながらも、4番からの4連続バーディを含む65で首位発進。
ピン手前から乗せて、できるだけ上りのパッティングを残す戦法で、前日から数えてまだ2ラウンド目の、フェニックスCCの攻略に成功してしまった。
クラブハウスのレストランで出てくるドリンクのコースターには、過去27回の歴代優勝者の名前がズラリ、印刷されている。
それを見て初めて、「これは、日本でとてもビッグな大会なんだ、ということを知ったんだ」とデュバル。
そこに、自分の名前を連ねるための、大きな一歩を踏み出した。