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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2001

「空振りもしそうな勢い」

腰痛と戦いながらのプレー、溝口英二

 「スコア的には良かったけど、なにしろ体調が悪くて・・・持病の腰痛が、今年、一番ひどい状態。今日は途中でやめようか、と思ったくらい。
 腰の状態は、いつも朝になってみないとわからないのですが、今日は、ティグラウンドに立った時点で、全然、クラブが振れなかったですね。
 球は飛ばないし、空振りもしそうな勢い。いったい、ボールがどこに飛んでいくのかわからない。あのへんにいけばいい、ってアバウトな感じで打って、『どうか、乗ってください!』という気持ちでやっています。
 一生懸命やろうと思うほど、振れない。だから、頑張り過ぎないように、バーディチャンスも、そんなにこなくていい、多少、スコアも打ってもいいから、無理だけはしないように、と思ってやってるんです。
 だから、今日は9番で、グリーン右奥からの難しいアプローチをチップインバーディしたけど、それよりも腰が痛くて、嬉しくない(苦笑)。スコアは悪くてもいいから、腰が治ってくれ、という感じです。
 でも、結局は、そういう欲のなさが、今日はよかったのかな・・・」

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