Tournament article
サン・クロレラ クラシック 2001
「頑張り過ぎないように、頑張る」(単独首位の合田洋)
スコアが伸び悩む中、合田洋が69をマークした。
今週、会場入りしてからずっと観察していたという友利勝良のショットを、ラウンド中にもイメージし、「俺は友利勝良なんだ!」と言い聞かせながらのプレー。
“風に強い”とされる友利のスィングをヒントに「無理をせず、丁寧に」スコアを重ね、「覚えていないくらい久しぶり」という、単独首位に立った。
ジャンボを1打押さえて劇的Vを勝ち取った日本プロから7年。
昨シーズンは優勝後、初めて賞金ランクによるシード権も取り戻し、38歳を迎えた今季は、ひそかに胸に期すものもあるが、「イケイケでやって、スコア出るような年齢でもないし、ゴルフでもない。地道にコツコツやりますよ」と合田。「明日以降は、頑張り過ぎないように頑張って…それでもまだ最終日にチャンスのある位置にいられたら、ね」燃えさかる思いはひとまずしまって、いまはとにかく、目の前の1打に集中するつもりだ。