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国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2001
▼ 2日目トピックス「子供に何か、勝って帰ろう」
牧坂はすぐに、そのボールを大事にバッグにしまいこんだ。
「だって、記念に家に飾っときたいから・・・」
4番、172ヤードのパー3。
6番アイアンで打ったボールは、ピン手前10メートルに落ちると、転がってそのままカップイン。試合では初めてというエース達成に、同組のクリスチャン・ペーニャ、ジェリー・ノーキストと、派手にハイタッチ。
英語でなにやらまくしたてる彼らに、とにかく笑顔でサンキューと返した牧坂。
「何言ってるかさっぱりわからなかったけど、きっと誉めてるんだろうと思って(笑)」
残念ながら、4番はホールインワン賞の対象外だったが、コースから、お祝いの30万円が贈られることがわかると、「そりゃあもう、子供に何か買って帰らないと」と大喜びで、ひとまずは、いつもお守り代わりにバッグにつけている淑乃ちゃん、洸平くんの顔が載ったキーホルダーに、エース達成の報告をする(=写真)牧坂であった。