Tournament article
アイフルカップ 2002
「今日はひたすら下を向いたまま…」
昨年のチャレンジツアーランク2位の資格で出場している飯島が、夕闇迫るツィンフィールズで、コースレコード63を樹立。
前半、後半2度の4連続バーディで、一挙にV圏に突入してきたが、「ラウンド中は、スコアのことなど考えず、ひたすら下を向いたまま1打1打に集中していました」
10バーディの大爆発。決め手となったのは、今週、修正を加えたパッティングだ。
ハンドファースト気味に構えるように変えたら、急にラインが見やすくなり「今日は、ぼこぼこ決まりましたね」
ショットも、これまでフェード、ドローと、球の打ち分けることばかり気を取られ、なかなか結果が残せなかったが、「知人に、ドロー一辺倒で、攻めてみたらとアドバイスされて」
球筋をひとつにしぼった途端、迷いもなくなり、スコアメイクに集中できるようになった。
飯島の後ろの組は、日没サスペンデットで、ホールアウトできなかった。
飯島が最後のパーパットを沈めたのは、ほとんど、相手の顔も判別できない薄闇の中(=写真)。
ギリギリのホールアウトにもホッとした表情で、「明日も、今日みたいに1打1打に集中できれば」と話した。