Tournament article
サトウ食品NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2002
「今週の目標は、新潟県のファンの前で4日間、プレーすること」
前日の18番パー4のチップインに続き、この日も、5番パー5でイーグル奪取。
残り280ヤードの第2打をスプーンで、あわやアルバトロスのピン横50センチにつけて、「これで、今週のラッキーは、使い切ったかな…」と宮本。
首位タイからスタートしたこの日は、「ショットがあっちこっち行っちゃって大変」。17番パー3では、池ポチャもあった。
それでも、ミスショットは、アプローとパットでひろいまくり、1打差3位に踏みとどまって、「充分ですよ」と納得顔。
今週の目標は、「新潟のゴルフファンの方の前で、4日間プレーすること」だった。
その中で、「チャンスがあれば、上位争い。さらにチャンスがあれば、V争いも」
無欲で挑んだ真夏の決戦。「明日からは、こつこつ行きます」
優勝よりも、まずは週末、県下から大勢のファンが、自分のプレー姿を見に来てくれることを期待している。
写真 = 16番で、3メートルのパーパットを沈めてピンチをしのぎ、他選手のカップインを待つ間、ホっとひといき。そばにいた学生には、そっと、ボールのプレゼント。「選手ひとりひとりが、“僕がツアーを盛り上げる”と思ってプレーしていれば、きっとゴルフ界は、良くなると思う」(選手会副会長 宮本勝昌)