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マンシングウェアオープンKSBカップ 2002

< 上位選手のコメント&トピックス > 「いつでも、僕が目指していることは同じ」

 ハワイ出身のD.ウィルソン

 徐々に硬く速くなるグリーンと、風。
 「昨日までと、コースが全然、違って思えたよ」
 ティショットの番手選びに悩みながらも、ウィルソンは淡々と、プレーを続けた。
 「いつでも、どのコースに行っても、僕の目指しているものは同じだからね」
 “ティショットを、フェアウェー置き、安全にグリーンに乗せる”
 一見、単純にも思えるこのセオリーを、あらゆる状況下で貫き通すのは、至難の業だが、まるで精密機械のように、これを繰り返せることが、彼の強みなのだろう。
 それまで、表情ひとつ変えなかったウィルソン。最後の18番パー5でチップインイーグルをマークすると、ようやく、その顔を、少しほころばせた。
 通算8アンダーは、トップタイ。
 「優勝? 最終日の結果は、まだ考えてないよ。残り2日間も、いつもと同じように、自分のプレーを続けるだけさ」と、ニヤリ。