Tournament article
サン・クロレラ クラシック 2002
今日は、ほとんどのホールで、フェアウェーをキープできた
でも、あんまり自分のプレーが良かったんで、つい、ルールを適用するのを忘れてしまったホールがあったんですよ。
たとえば、17番なんか、左足下がりの難しいライだったんですけど、そのまま打ってしまって。あとで気付いて『しまった!』なんてね(笑)
日本ツアーに来て3年。何度か優勝争いに絡んだりしてきましたが、最終日に、プレッシャーがかかり、ナーバスになって崩れてしまった経験もありました。
優勝は、運・不運もあり、そう簡単にはいかないと身にしみたものですが、とにかく、そのときできることを精いっぱいやって、その結果につかめるもの。たとえどんな結果になろうと、明日も一生懸命、プレーしたい。
2位と2打差。…本当なら5打差くらいあれば、もっと嬉しかったんだけれど、3日間ノーボギーでやってきた自分に、自信を持ってやりたいと思います。
今日一緒にまわった加瀬さん、直道さんも非常に良いプレーをしていました。
明日は、2位タイで並ぶ2人を警戒しながらのプレーになりますが、もし、また風が吹かなければ、他のみんなも、ビッグスコアを出してくる可能性があります。ここにいる全員に、優勝の可能性があるといってもいい。
みんなに負けないよう、気を抜かず、明日も、アグレッシブなプレーに徹したいと思います」
※ プリファードライ…今大会3日目に適用されたローカルルール。“スルーザグリーンの「芝草を短く刈ってある区域」にある球は、元の位置より、1クラブ以内で、ボールに近づかず、しかもハザード内やグリーン上でないところに、罰なしに、その球を動かしたり、拾い上げて拭き、プレースすることができる。いったん、球を動かしたりプレースしたあとは、その球はインプレーとなる”というもの。
今週は、コース名物の強風の影響はないものの、雨続き。コースの広範囲にわたって不良な状態が拡がっているために、全選手が、よりフェアな条件で戦えるよう競技委員会で、この日の適用を決めた。なお、このローカルルールの違反は、2打罰となる。