Tournament article

フジサンケイ クラシック 2002

「緊張します…」

恒例の“プレゼンター”からの優勝者インタビュー、今年は女優の菊川怜さん


菊川怜さん 「佐藤さん、優勝おめでとうございます。プレーオフ2ホール目は、セカ
ンドショットが奥のバンカー方向に行ってしまいましたが、手前のラフでした、どう
思いましたか?」
   
佐藤 「僕はバンカーショットは嫌いなので、ラッキーだと思いました。だけど、下に
砂が混じったライで、難しく、距離も残っていたので、だふらないようにだけ気をつ
けて打ったら、たまたま、近くに寄ってうまくいきました」
   
菊川さん 「たまたま、だなんて。とてもビューティフルショットでしたよ」
   
佐藤 「(照れて)あ、いえ、あれはホントにたまたまで…」
   

菊川さん 「プレーオフは、レイコック選手との対決。2ホール目は、もう絶対にここ
で決めてしまおう、という気持ちだったのですか?それとも、何ホールでもやってや
ろう、という気持ちだったのですか?」
   
佐藤 「1対1の勝負は、微妙な駆け引きもあるのですが、ティショットがフェアウェー
に行けば、グリーンを狙っていこうとは思っていたのですが、2ホール目はラフにつ
かまってしまい、長いパット勝負になる、と思いながらグリーンに上がりました。そ
れでも、たまたま、レイコックさんが短いパーパットを外して、僕にはラッキーでし
たね」
   
菊川さん 「いいえ!そんな、すばらしい優勝だったと、思いますよ」
   
佐藤 「(照れて無言)……」
   

菊川さん 「7回目の優勝、ラッキー7ですね」
   
佐藤 「(またまた照れて)あ、ありがとうございます……」
   
菊川さん 「(笑)……」
   
佐藤 「すいません、菊川さんを前に、緊張して……」
   
18番のギャラリーのみなさん 「(爆笑)」
   

菊川さん 「今回の優勝、いちばんにどなたに伝えたいですか?」
   
佐藤 「そうですね、今日は母の日。実家で、応援してくれた母に、まず、この優勝を
捧げたいです。そして、家で待ってくれている妻には、かえってゆっくり、報告した
いです」
   
菊川さん 「ほんとうにおめでとうございました」
   
佐藤 「ありがとうございます!!」