今年40歳、節目の年だ。日本ツアーは、参戦17年目。「そうですね、そろそろ・・ ・」当然、胸に期するものはある。「勝ちたい気持ちは一杯あります」。
20歳を過ぎてからゴルフを始めた遅咲きが、初めて日本にやってきたのは87年。当時 は、長打力が自慢だったが、今はアイアンのコントロールの良さと、小技で稼ぐ。
今週から、パターはマレット型に変えて、総重量も以前のものより軽くしたものを 使っている。
「それでテイクバックがゆったりと振れるようになったんです。ラインも出しやすく なったし、今日もたくさんチャンスを決めることができましたよ」。
66で回って２位タイの好発進。初優勝にむけ、大きな一歩を踏み出したが「ゴルフは 最後まで分かりませんから、とにかく自分のリズム、自分のプレーね」。こみ上げる 欲はひとまずおさえて、平常心のゴルフで挑む。