海岸に隣接した典型的なリンクスコースのロイヤルトルーンは、自然の地形をそのまま活かした激しい 起伏と複雑なレイアウトを持ち、全長7175ヤードと距離が長いパー71は、「全英史上もっとも難しいコ ース」という選手もいる。

中でも特徴は、大会史上最長の6番パー5（601ヤード）と最短の8番パー3（123ヤード）。特に8番パー3 は、左右前方に囲まれたガードバンカーの先に待ち受ける小さいグリーンを形容して「切手のホール」 と呼ばれている名物ホール。1973年には71歳のジーン・ザラゼンがホールインワンを達成している。

また、今年から賞金総額がさらに10万ポンド増額されて、総額400万ポンド（日本円で約7億8000万円） 。優勝賞金は昨年より2万ポンド多い72万ポンドとなることが、この日3日目、会場に訪れたR&A実行委員のリーガル・レイ氏（＝写真左から2番目）より、発表された。