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ダンロップフェニックストーナメント 2004

加瀬秀樹「ダンロップと生きてきて、20ン年…(笑)」

本番を前に、コーチの井上透さん(=左)とスイングチェックに余念がない加瀬
初めての経験に胸が高鳴っているのは、父親だけではない。予選ラウンドの組み合わせが発表されるなり、長男・哲弘君が大はしゃぎで言った。
「パパ、僕も木曜日から見に行くよ!」。
最近、ゴルフを始めた息子にも、ウッズとのプレーを見せられることが、嬉しい。

喜ぶ子供の顔を思い出して、思わずにやけた加瀬。それを慌てて引き締めて、
「浮かれないように…。ギャラリーにならないように、自分のプレーもしっかりしないとね!」。

9月のサントリーオープンで復活優勝をあげてから、好調をキープしている。先週まで、3試合連続でトップ10入りを果たしている。絶好調のまま、今週ウッズとの対戦。
「頑張りどころかな…」。ホストプレーヤーとしての自覚が、自然と芽生えてくる。

デビュー当時から、今大会主催のダンロップとクラブ契約を結んでいる。
「ダンロップと生きてきて、20ン年間…(笑)。この大会は、特に頑張りたい試合のひとつだからね」。
ウッズをしのぐ好プレーで恩返し、といきたい。

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