Tournament article

アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント 2005

宮本勝昌「優勝カップを持って帰れたら最高ですが・・・」

1日で8アンダーの快進撃は、「今年、1番入った」パッティング。前日2日目まで、芝目のきついコウライグリーンを意識しすぎてかえってミスしていた。。
だがこの日は「思い通りに打って、外れたらしょうがない」と、良いほうに開き直ったのが奏効した。
6番パー5では、残り202ヤードから5アイアンで左奥5メートルにつけてイーグル。10番は、奥から20メートルもの長いフックラインを入れた。
11番、16番ではいずれも10メートルのバーディチャンスをねじこんだ。

通算10アンダー、2位タイは首位と4打差。
「10アンダーまでいければチャンスあるかな、と思っていたけれど。まさかこんなにスコアが出るとは思わなかった」。
いつもは、インタビュー用に「話題にしてもらえそうなネタを用意している」というほどサービス精神あふれる選手だが、本人も思いがけない大量アンダーに「今日は、まったく考えてなくて・・・」。

しばらく頭をひねってからふと思い出したように、とっておきの「ネタ」を披露してくれた。
実は最終日は宮本と、妻・朋美さんの33回目の誕生日。
今週、出掛ける前に「ケーキを買ってきてね」と、お願いされていたが、もっと大きなプレゼントで2人の記念日をお祝いできそうな気配だ。

「・・・そりゃあ優勝カップを持って帰れたら最高ですけどね。今日(スコアを)出し尽くしちゃったからそれはないかな。まあ、明日も今日の惰性でアンダーが出せれば」。
首位に憧れの伊沢利光が立ちはだかっているせいか、控えめに話した。

関連記事