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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2005
ファイナルQT 第3ラウンド終了しトップは8アンダーに4人
朝、晴れてはいるものの霜の影響でサスペンデッド再開時刻を予定の9時から1時間遅らせて再開した。
成績順に組まれた組み合わせは、アウトの最終組に上位の選手達が集まる。その最終組の再開ホールはアウトの6番ティショットから始まった。思うようにスコアが伸ばせない最終組を追う様に、各選手はスコアを伸ばしトップとの差を縮めていった。
結局くまもと中央CCのスコアとあわせて第3ラウンドのトップは8アンダーで昨日終了した上田友昭と本日終了したフランキー・ミノザ、井戸木鴻樹、高見和弘の4人が並んだ。
中でも井戸木はサスペンデッドとなってしまった昨日1バーディを奪い、再開した今日も手堅く1バーディを決め、結局ノーボギーの69でスコアを2つ伸ばし、トップタイに浮上した。「ショットはぼちぼちいいショットを打てていますが、パットがもう少し入っていないとダメですね。入れごろ外しごろのパットが入ってくれているのがせめてもの救いだけどね。本来なら15アンダーぐらいは、いって
いないとダメ。普段の試合とはやはり違って意識はしていないんですが、へんに力が入ったりしてうまくいかないね。なんとか、ここで頑張ってまたツアーに戻って復活したいね。」
関西のみならず、甘いマスクの井戸木は全国に熱狂的なファンが多い。何が何でも来季はツアーに戻ってきてもらいたいファンは多いはずだ。もちろんフェースだけではなく、ファンが多い事に象徴されるようにハートもとても暖かい。
いぶし銀の井戸木のプレーを見られる日まで残りはあと3日・・・。