Tournament article

〜全英への道〜 ミズノオープン 2006

大会本部・発「トーナメントをできるだけ楽しんで帰っていただきたい!」

この日の1番ホールで大会のオリジナルチェアが、配られた。大会は予選2日とも雨模様。この日は、午後からカラっと晴れ上がったとはいえ、朝方はまだ前日の名残があちこちに残っていた。

「あれほどの雨が降りましたからね。表面は乾いているとはいえ、芝の下から染み出してきて、後でお尻がビチョビチョだった・・・なんてこともあります。みなさんを、そんな悲惨な目にあわせないように、との思いから、椅子をご用意させていただきました」(大会本部)。

この日、用意されたチェアは約150脚。
スタートが終わったら、観戦の記念として持ち帰ることができる。
最終日も、1番ティに置く予定という。

「トーナメントをできるだけ楽しんで、帰っていただきたい」(同)。
会場には、そんなギャラリーを思う気持ちで溢れている。
その思いから、今年も各所でイベントが開かれているほかこんな細やかな配慮も。

打撃練習場の打席には、選手の名前が表示できるプレートが設置されている(=写真中)。
中には予選会から出場していたりして、あまり名前を知られていない選手もいる。

そんなとき、海外のメジャーでもよく見られるこのサービスがあれば、練習場にいるギャラリーのみなさんも選手の顔と名前を一致させて、観戦していただくことができるというわけだ。
そのほか、トーナメント運営の舞台裏を観戦できる「プライオリティーツアー」(=同下)も毎年、好評だ。

JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台にした選手たちの熱い戦いも、いよいよ残り1日。
最終日は優勝と、世界最古のメジャー戦をかけた白熱したプレーをお楽しみください。