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アンダーアーマーKBCオーガスタ 2006

立山光広、スポンサーを気遣って2位タイ

服飾メーカーの『EVIS(エヴィス)』とウェア契約を結んでいる。その中でも、特に派手なデザインのものを、いつも勝負服に選んでいる。
“ショッキングピンク”といえば“立山”というくらい、その印象はツアーでも定着している。

この日スタート時に着ていたのは、ベースの色こそ紺とシックながら、柄はドクロとやっぱり個性的だった。

しかし、通算10アンダーとスコアを伸ばして上がってみれば、真っ白のポロシャツに揃いのキャップ(=写真下)。
本人らしからぬ(?!)シンプルな装いでホールアウトしてきたのだ。

こう見えて、気配りの人だ。
連日30℃を超える暑さに、選んだのはアンダーアーマー社製のキャップ。
一歩、外に出るなり背中は汗でびしょ濡れ。
「着替え用に」と、何枚かキャディバッグに入れていったポロシャツも、やはり同社のものだった。

“暑さ対策”も、今週ばかりはちゃんと大会のスポンサーを気遣った上でのことだったのだ。

この日67、前日初日は65。
2日連続の好スコアは、「服を着替えて気持ちよくプレーが出来たから!」と喜んだ。

アンダーアーマーKBCオーガスタの今年のテーマは「熱狂ゴルフスタジアム」だ。
大会では、この真夏の決戦をますます熱く燃え上がらせたいと、テレビほかメディアを通じてギャラリーのみなさんに「赤色の服を着て観戦に来てください」と、アピールしている。

立山も、もちろんその取り組みを知っている。
「・・・俺は、最終日に着ようかな」。
率先して、スポンサーの意向を汲み取ろうとする姿勢をみせた。

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