Tournament article
コカ・コーラ東海クラシック 2006
小田龍一、三好で初の予選通過にむけて好スタート
この日マークした70は、ここでの自己ベストスコア。
実は過去2回の出場で、一度もアンダーパーを出したことがなかった。それどころか、決勝ラウンドに進んだことさえない。
小田にとって「いちばん嫌いなコース」。それがこの三好カントリー倶楽部だったのだ。
しかし、シード2年目。今年は、苦手とするコースで結果を出す例が増えている。
7位タイにつけた2週前のANAオープンや、優勝争いを繰り広げた先週のアコムインターナショナルもそうだった。
輪厚も、石岡も、これまで良い結果を出したためしがなかったのだが、今年揃ってトップ10入りに成長のあとが伺えるというものだ。
「・・・いえいえ、僕じゃない。キャディさんのおかげです」と謙遜して小田がゆび指したのはジョー・エドワードさん。
専属契約を結んだ今年は、コースの攻め方が変わった。
「なんでもかんでも、ドライバーを持つことがなくなった。ジョーさんと話し合い、イメージを明確に持ってショットするようになったんですよ」。
頼もしい相棒がいれば、2試合連続のⅤ争いも夢ではない。