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アコムインターナショナル 2006

初日19の大叩き立山光広は予選通過ならず・・・

「気のせいか、ずいぶんギャラリーが多いなあ」と思いながら構えた瞬間、嫌な記憶が胸をよぎった。8番パー3。前日初日『19』を打った因縁のホール。

「どうしよう、またやっちゃったら・・・」。

右のブッシュは意識的に避けた。
「1.5メートルのパーパットはしびれたよ」。
これをどうにか沈めると沸き起こった歓声と拍手。
「(同じ組の)今井のバーディよりも大きくて。申し訳なくなっちゃったよ」と、おどけて笑った。

みんなが奇跡を願っていた。
通算13オーバーからの予選通過。
本当ならば優勝争いで注目されたいところだが、なんにせよ「覚えてもらえることは良いことです」。
ギャラリーには、「8番パー3、19」とサインしてとねだられて、快く応じた立山。

「なかなか、バーディパットが入らなくてね・・・」。
この2日間、大いに石岡を盛りあげた立山は、ボギーなしの67で回って健闘したものの、通算9オーバー112位タイでコースを去った。

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