Tournament article
マンシングウェアオープンKSBカップ 2006
今週末は、「東児が丘へ行こう!」
主催者と地元各企業、コース関係者ら有志が集まって、ボランティア組織の『トーナメント地域活性委員会』が発足したのが一昨年の2月。
この3年間というもの、トーナメント開催を地元の街おこしにつなげようと総勢41人のメンバーが中心となって、さまざまな取り組みがされてきた。
開催が近づくにつれて市内には、委員会が設置した大会告知の看板やのぼり、垂れ幕が街を飾った。「東児が丘に行こう!」を合言葉にチラシを配り、大会への集客を促してきた。
開催週の今週月曜日には、ツアープレーヤーたちが街に飛び出し、岡山駅前の商店街“一番街イルカの広場”で街頭サイン会を行った。
選手もファンも、本戦にむけてますます気分が盛り上がった。
委員会が理想としているモデルケースは、世界メジャーのマスターズトーナメントが開催されるジョージア州オーガスタだ。
87年ごろ、同市の人口は5万人だった。それが、マスターズというビッグイベントを通じて、「あの町に、ぜひ住んでみたい」という人々が世界中から集まってきた。
いまや20万人を超える巨大都市に成長した。
地元をあげて地道に大会運営に取り組むことで、地域を活性化させた成功例だ。
マンシングウェアオープンKSBカップでもこれにならおうと、コースに近くの宇野港で例年10万人を集めて行われるという『たまの・港フェスティバル』の開催時期を決勝ラウンドと重ねたり、やはりコース近隣の『おもちゃ王国』のイベントと重ねたり、いっそうの集客効果をはかっている。
この週末は、まさに「東児が丘へ行こう!」という気分にさせてくれるイベントが目白押し。
土日はゴルフゲームとあわせて、岡山を遊びつくしてください。