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GDOチャレンジカップ 2006
アマチュアの大久保太朗がホールインワン。
佐野日大高校2年生の大久保は、「距離も長くグリーン内にバンカーもあり難しい」という印象を持っているこのホールで快挙を達成した。
5番ウッドで放ったボールはピンに重なるように飛んでいき、グリーンエッヂに落下すると、ホールに向かって転がっていきボールはカップに消えた。
自身初めてのホールインワンがプロの試合で、しかも難易度の高いホールでの達成に、本人自身も驚いた様子。キャディバッグを担いだお父さんも「入っちゃった」と息子のエースに驚いた。
大久保はゴルフダイジェストジャパンジュニアカップの15-17才の部で2連覇しており、この大会には優勝者への特典として出場資格が与えられた。
前半は2アンダーでまわり、多くのプロを差し置いて上位を維持していたが、後半には息切れしてしまい、8番では50センチからの3パットでダブルボギー、9番ではボギーと、折角の貯金を終盤に吐き出してしまった。
北海道出身の大久保は、静岡に移転してから10才でゴルフを始めた。
お父さんが勤務する富士エースゴルフ倶楽部に遊びにいくうちに、練習場でボールを打つようになり、夕方にコースでのプレーもして、どんどんゴルフにのめりこんで行った。
プロの試合は2試合目。「プロはショットをピンに絡めて上手い」と感心するものの、自身も予選は通過して明日の決勝ラウンドへ進出する。
今後について大久保は、「実力をつけてレギュラーツアーに推薦で出場させてもらえるようになりたい」とプロトーナメントへの憧れを持ち、「将来はプロになりたい」という。
<これまでの主な実績>
2004年日本ジュニア中学生の部で3位
2006年日本ジュニア27位タイ
2006年全国高校ゴルフ選手権14位タイ