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SRIXONチャレンジ 2006

SRIXONチャレンジ初日は岡田正志が単独首位発進。

ホールアウト後インタビューに応じる岡田正志
今年から新しく開催されたSRIXONチャレンジは、時折激しく降る雨の中、栃木県の太平洋クラブ&アソシエイツ益子コースにて初日のラウンドが行なわれた。
朝から降り続いた雨により、ティショットではランが出ず、ラフは水を多く含んでいっそう重くなり、7000ヤードを越すコース設定が選手たちを更に苦しめた。

そんな厳しいコンディションの中で初日首位にたったのは、去年の12月13日に右足靭帯を断裂して手術をし、カニトップ杯チャレンジⅠから復帰して出場している26才の岡田正志。
この日の出場全選手の平均ストロークは74.021。パー71の設定に対して3オーバー以上の難易度と、多くの選手が苦しむコンディションの中で、4バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフでホールアウトした。

岡田は、「雨の中では良いゴルフだった。特に午前中はティショットがフェアウェイを捉えていて良かった。」と、前半のアウトで3つのバーディでスコアを伸ばし、「午後は雨が強くなったので、パーを拾っていければいい」と、手堅いゴルフでパーを維持。そして15番ホールでバーディを奪って4アンダーまでスコアを伸ばした。

既にゴルフが出来る状態に回復はしているものの、痛めた右足を気にするラウンドだったが、「今日はそれが功を奏した。今は無理をしないゴルフになっている。」と、好結果につながった要因と語る。

明日の最終日は初めての優勝争いとなるが、「無理できる体ではないので、何も考えないでプレーしたい。」と控えめにコメントする一方で、鍵は「ティショット。」と初優勝を虎視眈々とにらんでいる。

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