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東建ホームメイトカップ 2007
開幕戦の舞台<東建多度カントリークラブ・名古屋>
フェアウェーは比較的ゆったりと設計されており、思い切って攻めていける反面、ハザードが効果的に配され、無理をすると思わぬ落とし穴が待ち受けている。
この時期は風が強い上に、グリーンのスピードが速く、選手たちは開幕からいきなり苦戦を強いられそうだ。
見どころホールは、池をグルリと取り囲むように配置された10番から13番。10番グリーンから11番フェアウェーの周辺で観戦していただくと、後半の優勝争いが一望できる。
さらにクライマックスのあがり3ホールは、たいへんにスリリングだ。
このコースのパー3はすべて池がらみで、特に16番パー3が池の影響を受けやすく、さらに2段の受けグリーンにプレッシャーがかかる。
17番パー5はフェアウェイがゆったりと広く、18ホール中、もっともバーディ、イーグルが狙いやすいホール。
選手のダイナミックな攻めのゴルフが期待できる。
最終18番パー4はティショットでバンカー、第2打で池がプレッシャーを与え、クライマックスで、ドラマティックな展開が期待できそうだ。
9番、18番ホールが一望できるクラブハウス前に設置された足湯コーナーは、すぐそばにパッティンググリーンがあり、観戦には絶好のロケーション。
ゆったりと温泉につかりながら、2007年ジャパンゴルフツアーの幕開けを心行くまでお楽しみください。