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ABC チャンピオンシップ 2007

菊池純がツアー2勝目のチャンス

8月のサン・クロレラクラシックでツアー初優勝をあげたあと4試合連続の予選落ち。しばらくなりを潜めていたのは1勝を機に、「スイング改造に踏み切ったから」だった。

ひどい腰痛に苦しんだのは昨シーズン。「シードの余裕ができたことで、やるのはいまだ、と」。

52歳のいまも、レギュラーとシニアを掛け持ち、両ツアーで優勝争いにたびたび顔を見せる室田淳にも助言をあおぎながら、「長いスパンで、腰に負担のかからないスイングに取り組んでみようと思ったんです」。

これまでとまったく違うスイングバランスに初めのうちは戸惑ったが、「それも徐々に慣れてきた」。
首位と2打差の3位タイで迎える最終日はツアー2勝のチャンスにも「パットも良いのが入っているし、アイアンも問題なし。あとは、ティショットを力まずフェアウェーに置いていければ」と、色気を見せた。

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