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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2007
海外から“挑む”
今年から米ツアーフル参戦の26歳、ブラント・スネデカー(=写真上)とインド出身の25歳、シーブ・カプールと、7月にプロ転向したばかりの16歳、ハワイの新星タッド・フジカワ(=同中)だ。
スネデカーはルーキーイヤーの今年、ウィンダム選手権でいきなりツアー初優勝。先週、初出場のダンロップフェニックスでは5位タイにつけて、好調のまま高知入りだ。
カプールは、2005年のアジアンツアーでルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた逸材。ディフェンディングチャンピオンで、母国の英雄ジーブ・ミルカ・シンのあとを受け継ぐ日本ツアーでの初優勝が期待される。
フジカワは、いわずと知れた天才高校生ゴルファー。
今年の「ソニーオープン」で米PGAツアー史上2番目の若さとなる16歳で予選を突破。アマとして出場した今年4月の中日クラウンズでは、残念ながら予選落ちしてしまったが日本で初の決勝進出、果ては石川遼くんに続くツアー優勝と、夢は膨らむ。
そのほか、日本勢では米ツアー8年目のシード権を決めた丸山茂樹と、同3年目の今田竜二(=同下)が挑む。
今田は今年、AT&Tクラシックでマスターズチャンピオンのザック・ジョンソンとプレーオフに挑んで賞金ランクは65位。2年連続の100万ドルプレーヤーに着実にステップを踏んでおり、「いつか、アメリカで勝てる」との手ごたえもつかんだ。
「プレーオフの際には日本のファンのみなさんが、日曜日に早起きしてテレビで応援して下さったと聞いて感動した」と話し、「1年ぶりの日本でプレーできることが楽しみ」と、今週の開幕を心待ちにしている。
14歳で単身アメリカに飛び立った今田だが、「生まれ育った日本で初めてのトロフィーを手にしたい」。
初挑戦のカシオワールドオープンで、その願いをかなえられるか。