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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2007

地元ボーイスカウトが活躍

入場ゲートをくぐるなり、子供たちの元気な声。「100円で5人の命が救われます! ご協力をお願いします!」。地元・茨城連盟友部第1団のボーイスカウトのみなさんが、今大会の会場でポリオワクチンのための募金活動を始めて今年で2年目。

昨年は、約6万円が集まった。
今年は、ぜひそれを超える金額を、と呼びかける声もますます気合が入る。
嗄れてしまうのも構わずに、声を張り上げる子供たちを、団長の宗像弥寿夫さんが思わず制したほどだ。

「まだ時間はいっぱい残っているのだから。時々休みながらでいいんだよ!」。
「はい!」と良い声で返事をしながらもつい、ギャラリーのみなさんがドっと入場してくると子供たちも、声を出さずにいられないようだ。

地元ロータリークラブの発団から今年で結成30年。
赤い羽根や歳末助け合いなどのチャリティのほか、ゴミ拾いやグリーン活動など、青少年の健やかな発育を目指した活動が評価され、厚生省から表彰を受けたことも。

「今回はぜひゴルフトーナメントの会場でお役に立てれば、とロータリークラブを通じ、私どものほうから大会に申し出た次第です」(宗像さん)。

最終日には、茨城県岩間市連盟の子供たちが入れ替わりにやってくる。
今大会の開催趣旨のひとつに掲げているのが社会貢献。
ギャラリーのみなさんも、ぜひ子供たちの善意の気持ちに応えてあげてください。