Tournament article

フジサンケイクラシック 2007

マンデートーナメントから今年は8人が参戦(8月27日)

主に、大会週の月曜日に行われることからそう呼ばれるようになった本戦の出場権をかけた予選会。いわゆる「マンデートーナメント」から勝ち上がり、ツアー優勝を飾った例はこれまでに3人いる。

85年三菱ギャランのブライアン・ジョーンズと、2004年ABCチャンピオンシップの井上信。そして79年の今大会、フジサンケイクラシックでツアー初優勝を飾った佐藤昌一だ。

いわばそのさきがけとして、ツアーの出場権を持たない選手たちに広く門戸を広げてきた今大会は、今年も27日月曜日に会場の富士桜カントリー倶楽部でマンデートーナメントを開催。
出場74人中、4位タイまでの上位8人がカウントバックにより本戦に駒を進めた。

そのうち、2アンダーでトップタイ通過を果たしたのは3人。
専修大出身の25歳西村和也にとってこれが初めてのツアー出場に「1打1打勉強するつもりで頑張る」と抱負を語る。

やはり、トップ通過の小林正則は「少しでも上位目指して頑張る」と、意気込む。

そして、3人目の田島創志はツアー1勝の実力者だが、昨シーズンにシード落ち。「狙った場所に打てないのがはがゆくて」と、いまは長尺パターで試行錯誤を重ねる日々だが、「本戦に出るからには優勝したい」と、チャンスを生かして一発逆転の復活優勝を狙う。

マンデートーナメント通過者

1位(69ストローク) 西村和也 小林正則 田島創志
4位(70ストローク) 太田直己 渡辺龍策 田口康祐 遠藤正人 坂本聡(カウントバック)
(2007年8月27日 富士桜カントリー倶楽部 7427ヤード/パー71/出場74人/天気くもり)