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東建ホームメイトカップ 2008

2008年開幕戦の舞台

ツアープレーヤーが世界のステージで最高の技術を発揮するため、社団法人日本ゴルフツアー機構が独自に設定したコースセッティングに関する厳しい基準。
それらをクリアしたゴルフコースを総じて「TOUR Champios Club」。と呼ぶ。
2008年度のジャパンゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の舞台となる東建多度カントリークラブ・名古屋もそのひとつだ。

ゆったりと広いフェアウェーが特徴の丘陵コースはしかし、攻めに行くと思わぬ大たたきもある戦略性に満ちたセッティング。
随所に池やバンカーを配した造りは、ピン位置次第で攻略法を変える柔軟な対応を求められる。
しかもこの時期は風が強い上に、グリーンのスピードが速く、選手たちは開幕からいきなり苦戦を強いられそうだ。

見どころホールは、池をグルリと取り囲むように配置された10番から13番。10番グリーンから11番フェアウェーの周辺で観戦していただくと、後半の優勝争いが一望できる。

さらにクライマックスのあがり3ホールはスリリングだ。
このコースのパー3はすべて池がらみで、特に16番パー3が池の影響を受けやすく、さらに2段の受けグリーンにプレッシャーがかかる。

17番パー5はフェアウェーがゆったりと広く、18ホール中、もっともバーディ、イーグルが狙いやすいホール。選手のダイナミックな攻めのゴルフが期待できる。

そして最終18番パー4は、ティーショットでバンカー、第2打で池がプレッシャーを与え、いよいよ迎えるクライマックスは、予測もつかないドラマティックな結末が待ち受けている…?!