PRGR CUP FINAL 3日目に、地元の多古中学校ゴルフ部員27名が、スコアラーやギャラリー整理などの業務にあたり大会運営に協力した。
多古中学校にはゴルフ部があり30名の部員が活動を行っていて、すでに全国レベルの大会に出場する選手がいる他、多古中学校からの進学先である多古高校は、全国高等学校ゴルフ選手権団体の部で活躍するなど目覚ましい活躍がされている。また、町内の全ての小学校ではゴルフへの導入ツールであるスナッグゴルフによる活動も活発で、今年の全国大会では多古第二小学校と久賀小学校の2校が出場を果たしている。
もともと多古町では、荒れた多古高校の生徒を、熱血教師がゴルフ練習場に連れて行き、爽快感を味あわせると同時に、エチケットやマナー、そしてルールを重んじる紳士のスポーツを通じて、更正させる取り組みからゴルフが始まった。
やがてゴルフに真剣に取り組む生徒によるゴルフ部ができ、試合に参加するようになったものの、高校生から始めては遅いと、中学校での取り組みも始め、更に小学校へのスナッグゴルフが導入されて今日に至っており、今では、町ぐるみのコミュニティツールとして町民スポーツとして深く認知されている。
中学校ゴルフ部と高校ゴルフ部は、ゴルフ倶楽部成田ハイツリーや東京国際空港ゴルフ倶楽部などで、目土をしながら指定日の夕方にラウンドプレーをでき、ゴルフ場でのプレー経験も積むことができるという、素晴らしいゴルフ環境が整っている。
町が一丸となった取り組みは、ジュニアゴルフのモデル地区と言え、先週のNHKおはよう日本でも取り上げられるなど、全国的な注目が集まっている。