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コカ・コーラ東海クラシック 2009

ダニー・リーは16番で9の大叩きに・・・

19歳が、ちょっと涙目・・・。初めての日本ツアーはグルメに舌鼓を打ち、コースに来れば、ファンの大声援を受けて、大いに満喫していた。5打差の9位タイからスタートした最終日も、日本ツアーでの初優勝を視野に入れ、やる気満々で出ていった。
魔の16番ホールに来るまでは・・・。

左に崖、右はバンカーに挟まれたグリーンはめっぽう狭く、三好一番の難所といってもいいこのパー3で、なんと「9」を打った。

まさに、コースの罠にはまった。
崖下に落とした第2打を、今度は右のバンカーに入れ、そこからまたすぐに、崖下に落として元の木阿弥。そこから2度の脱出失敗。ようやくラフからグリーンに乗せたが、さらに2パットを要して「凄く悔しい・・・」。

そのあとも「自分の気持ちを抑えきれなかった」と、最終18番でもボギーを打った。
後半40に、通算2アンダーは29位タイまで順位を下げて、「また今後、チャンスがあったらもう一度チャレンジしたいです」。

韓国出身でニュージーランド国籍の石川の若きライバルは三好にほろ苦い思いを残したまま、ひとまず帰途についた。