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猿島 JGTOチャレンジ I 2009

虎視眈々と上位をうかがうクリス・キャンベル

他の選手にとっては怖い存在・キャンベル
首位に1打差の3位と好位置につけたのが、オーストラリアのクリス・キャンベルだ。
この日は1,2,9,12,14番とバーディを奪い、その時点で5アンダーと完璧なゴルフだった。15番パー3のティショットも「完璧なショット」だったが、グリーンが硬く、ボールはグリーンの奥まではねてしまい、そこからのアプローチも寄らず、結局ボギー。ただし、このホールは難易度NO2のホールで、他の選手もボギーを打っている。いけなかったのは次の16番だ。「ティショットは完璧なショットだったが、第2打がこの日唯一のミスショットで」グリーンを外し、連続ボギー。結局3アンダーでホールアウトした。

終盤になってスコアを落としてしまったせいか、キャンベルは「イーブンまでの選手、みんなにチャンスがある。最終日もいいプレーができて、結果がよければハッピー」と謙虚だ。しかし、彼は2005年のミズノオープンで優勝した経歴を持っていて、また日本女子ツアーで活躍しているニッキー・キャンベルは妹というゴルフ一家に育っている。
優勝する実力は十分あり、他の選手にとっては一番警戒しなければならない怖い存在である。