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PRGR Novil CUP FINAL 2009

明日は頑張らないで。頑張らないで、良い緊張感でプレーしたい 谷岡も優勝でツアー優先出場権を狙う

現在、賞金ランキング16位。来季の優先出場権を獲得するためには、最終戦で優勝が絶対条件という状況に追い込まれている谷岡。
最終戦は、1R、2Rともに4アンダー68をマークして、2日目を終えて通算8アンダーの5位タイと好位置で折り返し、飛躍を狙ってスタートした3Rの3番ホールでまさかのダブルボギーが待っていた。
このダブルボギーで通算6アンダーまでスコアを落とし、一時は首位と6打差まで離れたが、その後を7バーディ・ノーボギーと盛り返し、首位と2打差・通算13アンダーの3位タイに浮上して3Rを終えることとなった。

「今週、優勝しかないもんね。3番、ダボって、ですからね。今日は100点にちかいですよ。ダボがあったからこそ、このスコアで上がってこれたのかもしれないけれど。
ダボが先行しましたけど、ここのところ調子も良かったこともあって、意外に落ち着いてプレーが出来ましたね。もうチャレンジに戻りたくはないので。明日は頑張らないで。頑張っちゃうと、いつもダメなので。適当にいい緊張感でプレーしたいですね。トップは意識しないように。意識はしてしまうと思いますけどね。今日と同じリズムでプレーしていきたいと思います。」

2006年にツアーにフル参戦したものの賞金ランキング128位と結果を残すことが出来なかった。
その悔しさを胸に戦った昨年のチャレンジトーナメント最終戦では、優勝争いを繰り広げたものの、3位タイに終わり賞金ランキング8位、そしてQTファイナルでも43位とあと一歩のことろでツアー復帰を果たすことは出来なかった。
3年ぶりにツアーまで、あともう少し。昨年のリベンジを込めて、今年こそその切符を掴み取りたい。

  • スイングチェックに余念がない谷岡達弥