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サンロイヤルGCカップ 2009

一発狙う、飯島博明

ホールアウト後もパッティング練習に余念がない飯島博明
飯島博明は7アンダーで迎えた最終18番ホールで、1.5メートルのパーパットを外し、6アンダー66でホールアウトした。今シーズン前半は昨年のチャレンジ賞金ランキング4位の資格で、ツアーにも出場していたが、思うような成績を残せていなかった。

そこで「パターをコイツに変えたら入りました」と手にするのは、スパイダー。この日はエッジからパターで入れること2回、全部で25パットだった。

実は今週はキャノンオープンのマンデーにも出場し、4アンダーをマークしたものの、カウントバックで惜しくも出場権を逃した。「それならこっちで一発狙ってやるか」と奮起して、見事に結果を出した。

飯島は現在賞金ランキング59位。最終戦に進むには、優勝を狙うしかない。それには最終日も「いいスコアを出さない」といけないが、「調子がちょっとずつよくなってきている」というだけに不気味な存在だ。

昨年は最終戦のPRGR CUP FINALに優勝しているだけに、その実力は侮りがたい。