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第1回いわき市スナッグゴルフ大会五浦庭園CCカップに35人が参加(3月17日)

「放課後ゴルフ」を提唱し、スナッグゴルフ専用の練習場としての解放を始めたばかりの五浦庭園カントリークラブで、いわき市内の小学生を対象とした「第1回いわき市スナックゴルフ大会五浦庭園CCカップ」が開催され、35人の小学生たちが抜けるような青空の下で競い合った。

福島県浜通り地区の南部にある五浦庭園カントリークラブは、あの中嶋常幸の父親である巌氏が作ったゴルフ場で、現在は次男の中島篤志氏が運営に携わり、ゴルフを通じたアンチエイジング活動やジュニア普及活動に情熱を注いでいる。

ジュニア活動においては、自身が幼少期に、学校から帰ってくると当たり前のようにゴルフをし、それが遊びの一部となっていた思い出から、その懐かしい原風景をいま再現しようと、自身が経営するゴルフ場を拠点に「放課後ゴルフ」を提唱し、小学生がいつでもスナッグゴルフの練習ができるようにと、専用の練習エリアを整備して、子どもたちを迎える準備を整えたのだ。

そんな意気込みと日本ゴルフツアー機構のキッズゴルフ普及活動がリンクして、東日本大震災における復興支援活動の一環として、昨年10月にいわき市立勿来(なこそ)第一小学校、第二小学校、そして第三小学校の計3校にスナッグゴルフ・スクールセットを寄贈。その3校での実技講習会も終えてこの日を迎えることになったのだ。

記念すべき第1回大会には、隣県で活発な活動を展開し、全国大会では優勝争いの常連である笠間市から、交流参加として24人の精鋭が集結し、ゴルフ技術のみならず、エチケットやマナー、きびきびしたプレーぶり、そして同伴競技者への尊敬と思いやりを持った気配りが、初心者であるいわき市の子どもたちに、とても大きな影響と刺激を与える交流大会となった。

更にこの日は、中島家の三男で日本ゴルフツアー機構でツアーディレクターを務める中島和也プロも応援に駆けつけ、各組を移動しながら子どもたちとプレーし、プロゴルファーとの触れ合いも提供した。

福島県でのスナッグゴルフの普及状況は、中通り地区を主軸に20校が導入を行っており、その中通りでは、しらかわスナッグゴルフ大会の他、スナッグゴルフ親子大会も開催され、地元のスポーツクラブなど、地域の支援を受けた順調な普及が進行中で、更に、福島県内では、ダンロップ・スリクソン福島オープンを主催する、ダンロップスポーツ、福島中央テレビ、日本ゴルフツアー機構の3社と、NPO法人ゴルフタウンしらかわ等が連携し、福島県でのゴルフ普及振興策が、今回のいわき市での大会により、更にエリアを広げながら今後も継続した活動が展開されていき、畑岡奈紗さんが茨城県笠間市からスナッグゴルフをきっかけに生まれてきたように、福島県からも次の世代を担うスターの誕生に期待がかかる。

★全ての成績は「コチラ」よりご覧いただけます。