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アトムと遼が熊本でゴルフ伝道師に(9月26日)
石川遼が26日、熊本でゴルフの楽しさを伝える伝道師になった。案内人はアトム。重永亜斗夢が連れてきた。
今だ仮設住宅で暮らす地元の子たち。まだ時々、大きな揺れに震える子。アトムも愛してやまない熊本城の修復はこの先、何十年もかかるという。
「せめて、楽しい時間を一緒に過ごして怖い記憶をいっとき消してくれれば」。先月は、幼なじみの永野竜太郎と計画して青木功と宮里優作、宮本勝昌を招いた。あのときも、3人の大・大先輩には本当に感謝したものだが、「今度は遼に来て欲しい」。
地元熊本が、元気になるためならアトムも出来ることはなんだってするつもりだ。「でも、僕が行っても誰も知らない。力不足」と、たとえ地元出身とはいえまだツアーで1勝もしていない自分だけでは、子どもたちを訪問するには物足りないと考えれば、必然的に浮かぶ顔。
「遼は、僕とは違う」。誰もが知るスーパースターの登場が、どれほど子どもたちを勇気づけるか。7月に、石川が北海道で腰痛からの復帰初戦を迎えた際に、重永から直々にその思いを伝えた。
快く、引き受けてくれた石川が、「本当に来て良かった」とこの日は逆に感謝をしてくれたことも、重永には嬉しかった。
「アトムさんにこのお話しをいただかなかったら、どのタイミングで何をしたら良いのか。分からなかったし、動けなかった。子どもたちも元気で本当に安心しました」と石川も、はしゃいだとおりにこの日、2人で会いに行った菊陽町立菊陽南小のみんなは本当に、元気いっぱい・・・!!
午前中は校庭で、2人で教えたスナッグゴルフ。運動場の真ん中から体育館に向かって放った石川のデモショットは、フルスイングでさらにその奥のプールサイドまで飛んでいた。選手会ではスナッグ担当理事をつとめるアトムが、子どもたちの大歓声に紛れてつぶやく。「すげえ、あんなに飛んだの初めて見たよ!!」。感動は、常に子どもたちと共にある。
みんなで大いに盛り上がったガチンコ対決。
全力投球の講習会で、お腹をぺこぺこにすかしてみんなで一緒に囲んだ給食のカレー。おかわりは、サービスの大盛りに石川もさすがに「ちょっと多いよ!」。遼くんの明るい声に、たちまち笑顔の花が咲く。
午後から体育館で「夢を持とう」の講演会も、2人で一緒にマイクを握った。アトムはこれまで28年を、石川は25年の人生を、交互に熱く語った。そして子どもたちにも、語ってもらった。
今度はみんなが聞かせて。将来の夢は何かな?!
「動物学者! オオカミのことを調べたい」なんて、打ち明ける子もいて、アトムも遼もびっくりだ。
看護婦さんでも、パン屋さんでも何でもいい。
「一人ひとり、好きなものを見つけて欲しい。そしてそれをいくつになってもずっと追い続けて欲しいんです」(石川)。
「僕らの仕事は大変だけど、夢があります。そしてなによりゴルフが好きだから」とは、アトム。みんな自分のことなど知らないと、思い込んでいた。
「主役は遼だけでいい」とこの日は“スター”のアテンドに徹するつもりだったが子どもたちには遼やアトムの区別はなかった。
どの教室に、顔を出しても2人揃って熱烈歓迎ムードに「嬉しいな」と揃って照れた。
「みんなパワフルで、力をもらった」と、遼はこの日の出会いを来月に控えた米ツアー復帰の糧にする。
アトムも「改めて、自分も頑張らないといけない」。これからシーズン後半に向けて、気合いが入った。
最後はそんな2人に子どもたちからサプライズが待っていた。
アトムと遼の応援歌を替え歌にして、振りつけ付きで歌ってくれた。
2人揃って耳を澄ませたのが下の歌詞だ。
♪フレー フレー 重永
アトムは輝く 太陽のように
燃え上がる希望 力一杯 頑張ろう
あーとーむー ゴーゴーゴー
燃えろよ、燃えろ 重永♪
♪フレー フレー 石川
遼は白い 稲妻だ
突き進む 光の矢
元気いっぱい頑張ろう
ゴーゴーゴー りょうりょうりょう・・・・・・♪
本当に嬉しくて。最後は男2人で泣きそうになった。
今だ仮設住宅で暮らす地元の子たち。まだ時々、大きな揺れに震える子。アトムも愛してやまない熊本城の修復はこの先、何十年もかかるという。
「せめて、楽しい時間を一緒に過ごして怖い記憶をいっとき消してくれれば」。先月は、幼なじみの永野竜太郎と計画して青木功と宮里優作、宮本勝昌を招いた。あのときも、3人の大・大先輩には本当に感謝したものだが、「今度は遼に来て欲しい」。
地元熊本が、元気になるためならアトムも出来ることはなんだってするつもりだ。「でも、僕が行っても誰も知らない。力不足」と、たとえ地元出身とはいえまだツアーで1勝もしていない自分だけでは、子どもたちを訪問するには物足りないと考えれば、必然的に浮かぶ顔。
「遼は、僕とは違う」。誰もが知るスーパースターの登場が、どれほど子どもたちを勇気づけるか。7月に、石川が北海道で腰痛からの復帰初戦を迎えた際に、重永から直々にその思いを伝えた。
快く、引き受けてくれた石川が、「本当に来て良かった」とこの日は逆に感謝をしてくれたことも、重永には嬉しかった。
「アトムさんにこのお話しをいただかなかったら、どのタイミングで何をしたら良いのか。分からなかったし、動けなかった。子どもたちも元気で本当に安心しました」と石川も、はしゃいだとおりにこの日、2人で会いに行った菊陽町立菊陽南小のみんなは本当に、元気いっぱい・・・!!
午前中は校庭で、2人で教えたスナッグゴルフ。運動場の真ん中から体育館に向かって放った石川のデモショットは、フルスイングでさらにその奥のプールサイドまで飛んでいた。選手会ではスナッグ担当理事をつとめるアトムが、子どもたちの大歓声に紛れてつぶやく。「すげえ、あんなに飛んだの初めて見たよ!!」。感動は、常に子どもたちと共にある。
みんなで大いに盛り上がったガチンコ対決。
全力投球の講習会で、お腹をぺこぺこにすかしてみんなで一緒に囲んだ給食のカレー。おかわりは、サービスの大盛りに石川もさすがに「ちょっと多いよ!」。遼くんの明るい声に、たちまち笑顔の花が咲く。
午後から体育館で「夢を持とう」の講演会も、2人で一緒にマイクを握った。アトムはこれまで28年を、石川は25年の人生を、交互に熱く語った。そして子どもたちにも、語ってもらった。
今度はみんなが聞かせて。将来の夢は何かな?!
「動物学者! オオカミのことを調べたい」なんて、打ち明ける子もいて、アトムも遼もびっくりだ。
看護婦さんでも、パン屋さんでも何でもいい。
「一人ひとり、好きなものを見つけて欲しい。そしてそれをいくつになってもずっと追い続けて欲しいんです」(石川)。
「僕らの仕事は大変だけど、夢があります。そしてなによりゴルフが好きだから」とは、アトム。みんな自分のことなど知らないと、思い込んでいた。
「主役は遼だけでいい」とこの日は“スター”のアテンドに徹するつもりだったが子どもたちには遼やアトムの区別はなかった。
どの教室に、顔を出しても2人揃って熱烈歓迎ムードに「嬉しいな」と揃って照れた。
「みんなパワフルで、力をもらった」と、遼はこの日の出会いを来月に控えた米ツアー復帰の糧にする。
アトムも「改めて、自分も頑張らないといけない」。これからシーズン後半に向けて、気合いが入った。
最後はそんな2人に子どもたちからサプライズが待っていた。
アトムと遼の応援歌を替え歌にして、振りつけ付きで歌ってくれた。
2人揃って耳を澄ませたのが下の歌詞だ。
♪フレー フレー 重永
アトムは輝く 太陽のように
燃え上がる希望 力一杯 頑張ろう
あーとーむー ゴーゴーゴー
燃えろよ、燃えろ 重永♪
♪フレー フレー 石川
遼は白い 稲妻だ
突き進む 光の矢
元気いっぱい頑張ろう
ゴーゴーゴー りょうりょうりょう・・・・・・♪
本当に嬉しくて。最後は男2人で泣きそうになった。