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Philip Morris Championship 2000

「今日は1日で19パット。それが嬉しくて」

日下部光隆は、好調期のパットスタイルに戻して単独2位

 先週の大会で、「ハーフで19パットたたいて予選落ち。今日は1ラウンドで19パット。それが嬉しくて」と日下部。
 今週の月曜日。数少ない日本人チャンピオンとして名を並べるインターナショナルツアーのカシオワールドオープンに関して、取材を受けた。「勝ったときのビデオを見ながら、そのときの思い出とか感想を述べるというもの。それを見ていると、今とパットの打ち方があまりにも違うことに気付きましてね。そのころはどういうことをしていたのかな…とか考えましたね」

 ツアーは大会によってグリーンの速さ、硬さが違う。
 もともと、フォロースルーで打つイメージを大切していた日下部。だがその打ち方は「スピードの速いグリーンには対応できるが、遅めのだと入らない」。それでいつのまにか「自分らしくない打ち方、…つまり、インパクトでゆるんでパンチが入った打ち方をしていた」という。

 今週は、元の打ち方に戻したおかげで、16番パー3では15メートル、4番で10メートルと長いバーディチャンスを入れ、5番では、5メートルのボギーパットも沈めて大怪我もなし。19パットの67でまわって単独2位に
 「残り2日もこのくらいパットが入ってくれればなあ…あのパットなら誰でも優勝できると思うんだけど…」とポツリ。

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